kimo は Rust と C++ で作成した MCP ベースの AI 動画編集ツールだ。リポジトリの説明は、すべての編集操作を AI が呼び出せるツールとして公開していると明かしている。2026-11-01 のコミット 7ff6238 は README.md 一枚のみを触ったドキュメント変更である(19 行追加、17 行削除)。コミットメッセージは "README: v8 release" で、README のリリース節の見出しも v6.0.0 節から v8 節へ変更された。ダウンロード表に書かれたファイル名も 6.0.0 から 8.3.0 へ変わり、SHA256SUMS のリンクは v8.3.0 のリリースタグを指すよう修正された。
v6 の機能リストは、アウトカード音楽、match_shot_look、台詞セグメントにのみ適用される音量正規化、静止 b-roll へのケンバーンズ・プシュイン、長い台詞テイクを細かく分割する smarter punch-in、顔の位置に応じて字幕を移動させる face-aware captions、b-roll のトランジションにおけるズームブラーワイプ、そしてモンテージモードに置き換えられた。モンテージモードは best_segments でぼやけたり暗くなったりぶれている区間を除外し、beat_sync_montage が音楽のビートに合わせて切り詰め、音楽のエネルギーに応じてショット長を調整し、montage_color_match がクリップ間の色を合わせる。README はこのモードが音声なしの動画向けだと付け加えている。MCP バッジも 452 tools から 526 tools に変わり、本文は 526 registered tools が 14 グループに属すると説明している。
ただし、このコミットはエンジンコードではなく README 一枚だけを変更した内容であり、新しい機能が実際に機能する根拠は依然として README の記述にとどまる。ツール数の表記も互いに食い違っている。登録ツールを 526 に上げたものの、デフォルトビルドで動作すると記載されているのは 438 個、機能ゲートで塞がれているのは OCIO と mesh import を合わせて 16 個である。438 と 16 を足しても 526 には届かない。README は自ら、文書ベースで確認できたのは Claude Code、Codex、Cursor、OpenCode の四クライアントのみであり、Windows では設定形式の確認のみで実行はしていないと書いている。変更一覧の全体は CHANGELOG.md に委ねられており、v8 が何を変えどこまで動かしたかは、リリースノートでさらに確認する必要がある。