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tencentcloud/octop-memory v1.0.3 — 長いセッションでの抽出失敗の修正と文書の訂正

tencentcloud/octop-memory 1.0.3 は、長いセッションで候補抽出が文脈超過により失敗していた問題をバッチ処理とカーソル保存で修正し、Hermes のインストール手順を文書として整理した。

リポジトリ情報tencentcloud/octop-memory ↗

tencentcloud/octop-memory 1.0.3 は、長いセッションで候補抽出が文脈超過により失敗していた問題をバッチ処理とカーソル保存で修正し、Hermes のインストール手順を文書として整理した。

GitHub の説明: Help your agent remember what matters. Keep preferences, carry context across sessions, and bring your memory to the next agent.

スター
★ 70
フォーク
24
言語
Python
ライセンス
MIT
最新リリース
v1.0.2
原文を見る ↗GitHub で見る ↗

tencentcloud/octop-memory は 2026 年 11 月 4 日に 1.0.3 を公開した。変更は GitHub リポジトリの PR #38 のマージコミット(dccc47c)で反映され、5 ファイル、13 行の追加と 7 行の削除に及んだ。このプロジェクトは、セッションが変わってもエージェントの好みや文脈を引き継ぐメモリシステムである。パッケージ説明は階層的想起(hierarchical recall)、FTS 検索、複数バックエンドでの動作を掲げ、ライセンスは MIT である。

リリースノート(CHANGELOG.md)に記載された今回の版の中心は、長いセッションで途切れていた候補抽出のパスである。いまは 1 回のリクエストにセッション全体のイベントを入れず、単一バッチのイベント数(既定 100)と文字予算(既定 20,000)を基準に切り分けてモデルを呼ぶ。以前はこのようなリクエストが文脈長を超えて「長さ切り詰め/タイムアウト」で失敗していた(#25)。あわせて「抽出済み」を意味するカーソルを {ns}_meta の extracted_ids/v1/<session> に保存し、再起動後は meta から処理を再開する。増分抽出パスは strict=True でカーソルを記録し、記録に失敗した場合はトランザクション全体がロールバックされ、候補記録も取り消される。イベントは再試行を待つ状態のまま残り、静かにスキップされることはない。

監査とページ再生成にも手を入れた。uncertain フィールドを持たない過去の手動文書監査記録は、すでに比較済みの進捗を信頼せず、アクティブな事実を再審査対象に戻す(#33)。EntityPage の再生成はページのリビジョン番号を照合し、モデル呼び出し中にユーザーが編集した内容を上書きしない。Windows の allowlist glob にルートやドライブ文字が付いた場合でも例外を発生させない。

ただし 1.0.3 は機能追加ではなく、修正と文書訂正を中心とする版である。Hermes のインストール案内は docs/integrations.md と provider の README を一本の経路にまとめ、リポジトリ内の plugins/hermes/octopmemory サブディレクトリで完全な 40 桁の SHA を --ref に指定してインストールするよう案内し、hermes --print-runtime-command でゲートウェイインタプリタを確認するよう記載した。同時に、このリポジトリは PyPI に独立したプラグインパッケージを公開していないため、既存のコマンドは 404 を返すという点も明記した(#10)。このコミット記録には性能数値もユーザー数も示されていないため、改善幅を数値として読むことはできない。ただし、失敗条件とインストール手順が文書で絞り込まれたことまでは確認できる。1.0.2 で長いセッションを扱っていたチームにはアップグレードする理由があり、まだ使っていないなら判断を延ばす&MORE的可能である。