mw00/project-maya v1.1.45が2026年10月31日に公開された。今回のバージョンでは、シングルGPUでDeepSeek-V4.1-Flashを実行するとき、長尺プロンプトが不正なメモリアクセスによって失敗していた問題を修正している。リリース説明によると、修正内容はバックグラウンドで読み込み中のエキスパートと重なっていたメモリ領域を整理したものだ。変更の出典はmw00/project-mayaのv1.1.45リリースである。
mw00/project-mayaは、GLM-5.3-Flash(321B MoE)、DeepSeek-V4.1-Flash-1017(748B MoE)、MiniMax-M3.1-Flash(428B MoE)を自前のGPUで実行するためのプロジェクトである。1枚から16枚までのGPU環境を対象とし、リポジトリではNVIDIAとAMD GPU、LinuxとWindowsに対応していると説明している。エンジンやサーバー、ダッシュボード|OpenAIおよびAnthropic互換API、量子化ツールも提供範囲に含まれる。したがって、特定のモデルを実行する機能にとどまらず、モデル実行とAPI提供に必要な構成要素をまとめて扱うプロジェクトである。
今回のリリース説明が示している修正範囲は、シングルGPUでDeepSeek-V4.1-Flashの長尺プロンプト処理中に発生したエラーである。他のモデルやGPU構成で同じ問題が解決されたという記述はない。よって、v1.1.45の変更をすべてのモデルとハードウェアの組み合わせに対する修正へと広げて解釈することは難しい。