mohessaid/girth は 2026 年 11 月 7 日に v0.15.0 を公開した。girth は、すでに持っているエージェントスキルのうち、いまのプロジェクトに必要な piece だけを選び、必要なときに手渡すツールである。Rust でビルドされるプロジェクトで、ライセンスは MIT。 Harus — リポジトリには Claude Code・Codex・Cursor 向けのプラグインマニフェストと、Gemini 向け拡張マニフェストが一緒に含まれている。
0.15.0 節で目を引く変更は、大きなツール出力の測定範囲が広くなった点である。CHANGELOG は、Claude Code の大きなツール出力が従来は Bash だけでなく、すべてのツールを対象に計算されるようになり、ツール結果からモデルが実際に読み取るテキストを基準に、MCP ツールまでツール別に記録されると記している。Read(行番号付き)・Grep・Glob・WebFetch・ToolSearch についてはヘッドレスプローブで確認したと明記した。Codex プラグインの説明には、エージェントが何をコストに使ったかをローカルの台帳(ledger)に残すという文言も含まれている。
ただし、コミット 653fd25 で確認できる変更の大半はバージョン表記の更新である。プラグイン・拡張マニフェスト 4 つと、Cargo.toml、Cargo.lock、実行スクリプトの GIRTH_VERSION が 0.14.0 から 0.15.0 に変わり、CHANGELOG には 0.15.0 節と比較リンクが追加された。コミット統計はファイル 19 個(追加 11 行、削除 8 行)だが、示されたパッチから読み取れる変更はこれに限られる。リポジトリの説明と CHANGELOG が掲げる常時有効スキルのコスト 38 倍削減は自社デモ(hyperframes acceptance demo)での主張であり、外部ベンチマークは存在しない。画像 Read はテキストが空なので 0 と数えられ、Girth が拒否した呼び出しは数えないため、測定値は総使用量と一致しない。コミットに含まれる内容だけでは、性能改善の幅を測りにくい。