harvil1/codeagent はターミナルで動作するオープンソースのコーディングエージェントだ。リポジトリを読み、複数段階にまたがる変更を計画し、ファイルを編集し、コマンドとテストを実行する、という作业をひとつのツールループの中で繰り返す。2026年10月14日のコミット e48780be はそのループを打磨する作業である。コミットメッセージは "chore: 清一批卫生死角 + 几个误伤点" で、死んだ箇所と誤検知を数件整理했다는意味であり、変更統計は165行の追加、88行の削除である。
整理の対象は二つに分かれる。ひとつは使われていないコードである。agent/fork_messages.py では親エージェントの system prompt を渡していた死んだパラメータを、agent/scratchpad.py では誰も呼び出さなかった説明ブロック生成関数を削除した。agent/cache_monitor.py はモジュール変数の読み出しを敢えて try/except で囲んでいた防御コードを剥がした。もうひとつは誤検知である。agent/team/hallucination_check.py は検査の前に URL を丸ごと取り除くため、以前のように example.com/docs/x.html から "com/docs/x.html" を切り出して誤検知として報告することがなくなった。e.g や i.e のような一文字の略語もパスとして扱わない。
外部から入ってくる値を受け取る箇所には、防衛がひとつずつ加えられた。agent/skill_bundle.py は設定ファイルから dict 形状でない項目を捨て、 구분子が混ざった名前は読み込まない。agent/mcp_client.py は MCP 通知を送るときロックを取得して stdin に書き込むので、二つのフレームが互いに混ざらないようにした。壊れた inbox ファイルは .bad として隔離され(agent/channel_inbox.py)、フィールドを失ったチェックポイント項目はスキップされるため、復旧が途中で止まらない(agent/checkpoint.py)。進捗スレッドは二重に現れず、goal_start の既定予算は CLI と同じ設定から読み込まれる。
ただし、これは機能の追加ではなく衛生的な整理作業である。変更統計にテスト結果も性能数値も含まれない。URL を丸ごと取り除く方式は、URL の中に混ざった実際のパスまで検査対象から消してしまうため、本当の検出がどれだけ減るかはコミット資料だけでは分からない。静かに伏せられていた警告が増えたのか減ったのか、いまだ判断は早い。とはいえ、このエージェントの経路の大部分は自分が作ったファイルや設定を読み直すものなので、防御コードが増えれば、運用中に静かに失敗する箇所も同時に減ると考えられる。