anthonyherman/ai-security-corpus は、AI セキュリティリンク 5,660 件を 29 個のカテゴリの素の Markdown ファイルとしてまとめたコーパスである。2026 年 11 月 5 日のコミット f00eed4 は、このコーパスの静的サイトを GitHub Pages から Cloudflare Workers の静的アセットへ移し、画面を描き直した。
まず変更されたのはデプロイ方法だった。GitHub Pages を動かしていた .github/workflows/pages.yml(41 行)が削除され、wrangler.jsonc(18 行)が追加され、ビルドされた静的ファイルを wrangler で直接デプロイする形になった。README のサイトアドレスとデータフィードのリンクも anthonyherman.github.io から ai-security-corpus.online に変更された。見た目には紙のような暗色テーマ、セリフ見出し、単一アクセントカラーで描き直され、scripts/build-site.py では 133 行が削除され、ANSI ブロックのロゴコードも一緒に落ちた。ソーシャルプレビュー画像も差し替えられた。埋め込み機能は丸ごと削除された: embed.js とテスト(test_embed.py)が消え、関連する CSS も整理された。サイトを他の文書に埋め込むのではなく、単独のサイトとして立つ形になった。
ただし変わったのはデプロイと画面表示であって、コーパスの中身ではない。このコミットは 10 ファイルで 434 行を追加し 929 行を削除しているが、カテゴリの Markdown はひとつも含まれていない。リポジトリが自ら示している基準もそのままだ。リンクは「追加されたものであり、推奨されたものではない」(Added, not endorsed) で、新画面にもその文言が残っている。不整合もひとつ見える。README のサイト説明は依然として「push のたびに CI がデプロイする」と書いているが、Pages のワークフローはすでに削除されている。コミットメッセージには Claude Sonnet 5.5 が共同著者として記載されており、新画面の作業に LLM コーディングツールが用いられた事情は読み取れるが、新しいデザインのパフォーマンスや反応を裏づける根拠は示されていない。