yibie/strata-mlx は、Apple Silicon 上で Qwen3.8-Flash-Next を Strata の GGUF ファイルから読み込み、line protocol に従う非公式の MLX エンジンである。2026 年 10 月 23 日のコミット 94817fd は会話パーキング(conversation parking)をデフォルトで有効にし、別のクライアントの短いリクエストが会話スロットを占めないように `--conversation-cache-min-tokens` を 256 に設定した。
このエンジンは会話全体を一度読み込み、次のターンでは新しく増えたトークンのみを読む。問題は、別のクライアントのリクエストが割り込むとその会話が切れ、毎ターンプロンプト全体を再度読むことになる点だった。jerry727 が issue 12 にまとめた測定によると、96 GB M2 Max(macOS 27.0.1、MLX 0.32.3、Q2_0)で、Webチャットに加えて別のクライアントが接続しているとき、38,313 トークンの会話は毎ターン 121 秒かかった。同じ会話だけを継続した場合は、39,940 トークンのうち 31 トークンだけを読んで 0.4 秒だった。
そこで `--conversation-cache-mib` の既定値が auto に変わった。モデルと float がすべてメモリに載り 4 GiB が残る環境では 4,096 MiB を使い、expert をストレージから読み込む必要がある環境では 0 MiB となり、`--check` がどちらのケースかを示す。64 GB の Mac では Q2_0 はパーキングされ、IQ3_S はされない。スロットは 4 つで、256 トークン未満のリクエストはスロットを触らない。
ただし、残っているものもある。256 トークンを超えるリクエストが 4 回以上割り込むと、スロットは依然として大きさに関係なく最古の会話を追い出すため、最も小さい会話が先に出るという意図は実現されていない。パーキングされた会話は再起動をまたいで残らず、SSD から expert を読む Mac は既定では何もパーキングしない。パーキングした会話とその開始コピーが起動時のキャッシュを二重に持つ問題(2,760 トークンで 83 MB)も残っている。4,096 MiB の既定値を実際に確認した例は issue 8 の 64 GB M5 Pro + Q2_0 の 1 件のみで、swap はなかった。上記の数値はすべて報告者による測定値で、ISSUES.md と ROADMAP.md に記録されている。