vakandi/opencode-rust は、オープンソースのコーディングエージェント OpenCode を Rust で再実装したプロジェクトである。ローカル AI エージェント向けの CLI、TUI、HTTP サーバーを提供し、コンテナランタイムなしで動作する。最新リリースは v0.1.5 だが、提供されたリリース情報にはこのバージョンの具体的な変更点が記載されていない。
このプロジェクトは、エージェントのセッションとツール実行を管理するランタイムを Rust で実装している。README は、従来の TypeScript エンジンが会話履歴をメモリに保持し、LLM のステップごとにツールスキーマを再生成し、ディレクトリごとのインスタンス状態を無制限に保持していたと説明している。Rust 実装は履歴を SQLite に保存し、リクエスト本文をストリーミングし、ツールスキーマをモデルとツール集合ごとにキャッシュする。インスタンス状態は設定ハッシュベースのプールで LRU と TTL ポリシーにより管理する。MCP・LSP・TypeScript プラグインブリッジと複数プロバイダーサポートも含む。
README は従来のエンジンが 5 チーム × 5 エージェント構成で CPU 99% を使用したと記述するが、それを裏づける性能数値や独自のベンチマーク表は示していない。そのため Rust 実装による性能改善の幅度は確認できない。インストール経路によって動作差もあり、性能が検証された代替案というより、エージェントランタイムの Rust 再実装をosineattle 早期段階のプロジェクトに近い。