tuananh/fastvm は、Firecracker と KVM を基盤に作られた Go ベースの単一ホスト・マイクロ仮想マシンサンドボックス ランタイムである。リポジトリには最新リリースの記録がないため、紹介できるバージョンやバージョンごとの変更点は示されていない。README はコンテナ向けのディスク作成と複製ベースのストレージ、および仮想マシンの一時停止機能を説明している。分離の実行単位はコンテナではなく仮想マシンであり、実行の範囲はホスト 1 台分である。
このプロジェクトは、アイドル状態の仮想マシンをサスペンドし、ネットワークパケットに反応して再度実行する構造を示している。説明によれば、サンドボックスは約 100 ミリ秒でブートする。アイドル時はメモリをディスクへ退避して電力を節約し、パケットが届くとフレームがゲストの仮想ネットワークキューに入った状態で復帰する。Dockerfile を使ってブート可能なベースディスクを作成でき、ネットワークバックエンドには eBPF ベースの Layer 2 スイッチが含まれる。README には HTTP インターフェース、コマンドラインツール、実際の仮想マシンを用いた統合テストの手順も紹介されている。
ただしライセンスは示されておらず、最新リリースの記録もない。リポジトリのスター数は 2 である。リポジトリの説明は、コードよりもアイデアを見るよう案内している。したがって、現状の資料は設計や機能を 살펴보는手がかりにはなるものの、実際に導入できるかどうかを判断する根拠としては限定的である。