nurysso/eulix は、数百万行規模のコードをローカルで扱うために構造と意味インデックスを構築するプロジェクトである。2026年10月25日のコミット d19a730 は、埋め込み器のバッチサイズ計算コードを共通の上位クラスへ移し、Torch パイプラインのクラッシュを修正した。
バッチサイズ(batch size)とは、一度にモデルへ渡して処理する文の数である。このリポジトリは文を長さ区間(バケット)ごとにまとめて処理し、区間が長くなるほどバッチサイズを減らしてアテンションのメモリ使用量が増えないようにしている。基準長 512 トークンを超える区間ではバッチサイズを線形に縮小し、最小値を 1 とする計算であった。このコードは完全な埋め込みラッパー(ONNX)の中にのみ置かれていたが、今回のコミットで新規に作成された eulix-embed/embedders/mixins.py の BucketBatchMixin へ移し、Torch 側のラッパーにも継承させるようにした。共有パイプラインの EmbeddingGenerator プロトコルには batch_size_for 項目を明示して二つの実装の契約を揃え、_batch_size_for は固定の batch_size ではなくこのメソッドを呼ぶように変更された。二つのパイプラインファイルに残っていたタイポ混じりの _bacth_size_for メソッドは削除された。
コミットメッセージは、この変更が Torch パイプラインのクラッシュを修正したと述べている。変更の規模は 7 ファイル、20 行の追加と 26 行の削除であり、動作の修正と重複コードの整理を併せて含んでいる。ただし、バッチ縮小ルールが精度や処理量に与える比較数値は、このコミットには含まれていない。長文書をどの頻度で処理するかに応じて、512 トークン基準の設定が適切かどうか、またライセンスとリリース日程がいつになるかも、このコミットだけでは分からない。