リポジトリの説明は、MiniMax-AI/OpenAgentCore が自前のモデルと自前のマシン上で Codex、Claude Code、MiniMax Code を公式 OpenAI SDK で動かすオープンソースのセルフホスト型 Agents API 実装であると明かしている。2026 年 11 月 5 日(UTC)のコミット ff41380(#920) は、この実装の Session 更新が受け取れる設定を広げた。Session はエージェントがモデルを駆動する作業単位であり、その中の 1 回のリクエスト処理が Turn と呼ばれる。従来は、更新が受け取るのは metadata のみであると契約文書に書かれていた。今は agent.model、agent.reasoning、agent.service_tier、review を受け取り、agent.tools は拒否する。
実際に適用されるかどうかは各 Harness が決める。Harness は Codex や Claude Code のような実行主体に付けられるアダプタであり、今回のコミットでは Harness 宣言の契約に Reviews と SessionUpdates の項目が追加された。SessionUpdates は Model、ReasoningEffort、ReasoningEffortReset(effort を null に戻す場合)、ServiceTier をそれぞれサポート可否として明示しており、Core はサポートされない設定を変更する更新を拒否し、サポートされる変更は次の Turn の設定としてアダプタに渡す。review は none を除けば auto_review のみを一覧に載せられる。metadata のみを変更する更新は Session の設定を再検証しなくなり、設定列を埋めるバックフィルも、アップグレードがそのままでは存在しないため不要と明記された。実行設定の取得レスポンスは、セッション内で差し替えたモデルを source session として表示するよう変更された。
ただし Harness の capability 表では、Session 更新によってモデル、推論強度(null を含む)、サービスティア、review: auto_review を変更する場合、および agent.tools を変更する場合は、すべての列で Rejected と記録されている。表の各列が何を意味するかは、この変更では確認されていない。契約文書と Harness 宣言ファイル(claudesdk、codex、mcode)、およびコア API の処理コードが同時に変更され、変更行数は 867 行(+647/-220)である。パフォーマンスや安定性の指標は示されていない。セッション中にモデルを差し替える機能が必要とする理由に関するユースケースはコミットに含まれていないため、各 Harness の宣言と capability 表を先に確認してから使うのが現実的に見える。