chekusu/yobiru は、Tailscale を介してエージェントがメッセージ・データ・ファイルをやり取りし、互いに起こし合えるようにするプロジェクトです。GitHub の v0.7.17 リリースでは、ゲートウェイが Webhook を直接呼び出す機能が追加されました。リリースの概要によると、この機能によりアダプターがない場所で動作するエージェントも起こせます。今回の変更はエージェント間の通信に加えて、ゲートウェイがエージェントを起こす経路を提供することに重点が置かれています。
Webhook の呼び出しは、短時間で終了する別プロセスで処理されます。同時に実行される呼び出しは最大 4 件で、各呼び出しには 10 秒の期限があります。そのため、この機能の挙動には同時実行数と時間制限の両方が適用されます。リリースの概要では、呼び出しが失敗するとバックオフ時間が伸びると説明しています。バックオフ時間とは、失敗した後に再試行するまで待つ時間のことです。これらの制限は、Webhook の呼び出しが無限に続く処理ではなく、短時間で終わる個別の呼び出しとして扱われていることを示しています。
ただし、提供されたリリース情報にはスループットや安定性を比較するための測定値はありません。最大 4 件の同時実行と 10 秒の期限は確認できますが、この数値だけでは実際の環境で処理できる呼び出し量や応答遅延を判断することはできません。失敗時にバックオフ時間が伸びる動作も明示されています。したがって、今回の変更はアダプターのないエージェントを起こす経路の追加と見るのが適切であり、実運用における性能や失敗の影響を裏付ける資料とみなすことは難しいです。