beeline-work/beeline の最新コミットは、日次ログレポートを生成していたパイプラインを撤去し、生ログコレクタだけを残す整理作業である。2026-11-07 コミット(616286a、PR #4084)は 6 ファイルで 24 行を追加し、92 行を削除した。ルート README にも、コレクタが生ログを担当し日常運用は撤回されたという説明が 1 行追加された。
削除されたのは scripts/log-walk/host-walk.sh と、systemd の beeline-log-walk.service、beeline-log-walk.timer である。これらは squire ホストで 24 時間分のログを巡回し、report.md、report.json、source-sha を生成していた経路であり、インストールスクリプト install-host.sh は出力ディレクトリの引数を受け取る形から引数なしの形に変わり、コレクタの unit である beeline-log-collector@<app>.service だけをインストールして有効化する。残るコレクタは beeline-server、beeline-free-agents、beeline-voice-livekit の 3 アプリの flyctl logs ストリームを受け取り、10 分ごとに再接続する。生ログは ~/.local/share/beeline-log-walk/raw/<app>/<UTC date>.log に蓄積され、8 日間保持される。systemd は停止したコレクタを再起動し、SIGTERM を無視するストリームは強制終了する。環境ファイルには PATH と生ログのパスのみが残り、state ディレクトリの作成と node パスの固定も同時に削除された。
残る疑問は 1 つだけである。同時に削除された README の段落には、電話ソケットの拒否はそもそもログに残らず、HTTP の拒否も Sentry に届かないため、重複した拒否を調べられるのはこの作業だけだったと書かれており、その信号の代替は作業結果のデータベース件数だと記されていた。今回のコミット資料だけでは、その代替が取り込まれたかを確認できない。つまり生ログ収集は維持され、日常レポートだけが消えた状態なので、重複拒否のような信号をいま何から読み取るべきかは、コミットだけでは判断が早い。リポジトリの説明、ライセンス、リリース情報は提供された資料には含まれていない。