aristo94/gsqhalo.cpp は、GSQ 量子化 Qwen3.8-Flash-Next を AMD Strix Halo(gfx1151) で動かすことを狙った llama.cpp フォークである。2026 年 10 月 11 日のコミット 16f0929 はコードには一切触れず、文書 2 件のみを扱った。docs/gsqhalo/README.md に「restore oracle」節が復元され、SSD から読み戻した会話が、スロットを離れずそのまま続く会話と同一に続くための条件と結果が整理された。
SSD KV キャッシュは、モデルのこれまでの会話状態をディスクに保管し、スロットを空にしても会話を続けられるようにする機能である。README には、29.7K トークンの会話がディスクから 2.5 秒で読み戻され、一方从头からのプリフィルには 33.7 秒かかったと記録されている。新しいオラクルは、この復元が元の会話と同じ結果を生むかどうかを確認する。自身のスロットへの読み戻し、別のスロットへの読み戻し、再起動後の読み戻し、別のスロット作成中での読み戻しの 4 通りすべてが、基準実行(各会話が単独で、スロットを離れずに実行された場合)とビット単位で一致した。スロット状態ハッシュも復元直後およびプロンプト配置のたびに一致していた。
証拠が途切れる地点も明確である。2 つの会話が同時に生成される場合、1 つの会話の結果は単独で生成したときとビット単位で一致しない。X と Y は基準実行においてそれぞれ 7 トークン目、32 トークン目からずれ、logprob の差は最大 0.12 だった。確率が 0.95 を超えるトークンでは最大 0.004 まで縮小した。バッチ形状の違いにより丸めがずれ、QSA と MoE ルータの top-k 選択がその差を拡大する。
MTP を有効にした場合、4 通りの復元すべてが基準と同じトークンを出したが、Y の 2 番目の logprob は 28 トークン目で 0.08 だけ異なった。これはドラフトヘッドが検証バッチを変えたことで生じた差である。測定は 7ece4bd のコードで行われ、コミット自体は文書の 45 行追加と 2 行削除のみだった。スロット間の状態ハッシュは相互に比較できないという制約も残っている。したがって復元の一致性は、MTP なしで会話を続ける条件で確認された結果とみなすのが妥当だが、並列生成や MTP まで含めた完全な同一性とみなすことは難しい。