cyberbotics/webots は、ロボット・車両・機械システムをモデリングしてプログラムを書き、シミュレーションするためのオープンソースのロボットシミュレータだ。2018 年 11 月 5 日に作成されたリポジトリで、C++ で開発され、Apache-2.0 ライセンスで配布される。公開されている最新リリースは R2025a で、その内容は github.com/cyberbotics/webots リポジトリで確認できる。
Webots の特徴は、モデル作成とプログラムの実行、センサーと動力学(力と運動の関係)のシミュレーションが、ひとつの開発環境にまとめられている点にある。ロボットモデルを定義して制御プログラムを付ければ結果として確認でき、README はこれをモデリング・プログラミング・シミュレーションをすべて含む完全な開発環境だと説明している。Linux・Windows・macOS 向けのインストール案内やソースビルド、入門者向けのチュートリアルもあわせて提供する。リポジトリには星 4716 個が集まっており、ロボティクスに容易に触れるよう入門者向けに設計されたと記されている。
ただし、収集された記録には R2025a のリリースノートの項目がないため、今回のリリースで何が変わったかは確認できない。評価項目ではモメンタム(momentum)スコア 0.8 のみが記入されており、新規性・技術・品質のスコアは記載されていない。性能比較の資料も提示されていない。機能説明を読むことはできるが実際の性能は把握できないため、ロボティクス入門者が触れてみる学習用の環境として捉えるのが現実的だ。