libgit2/libgit2 の最新リリースは v1.9.7 である。このプロジェクトは Git のコア機能を純 C で実装した、移植可能なリンク型ライブラリである。アプリケーションにリンクして、リポジトリ管理やコミット、ツリー|ref、インデックス、設定を扱う API を提供する。ただし、提供された情報には v1.9.7 で新たに追加・変更された内容が記載されていない。そのため、このバージョンの具体的な変更点は確認できない。
libgit2 が目指すのは Git のコマンドラインツールそのものをつくることではなく、他のアプリケーションにバージョン管理機能を統合することである。リポジトリやコミットをプログラムから扱う必要のあるサービスやアプリで使える。純 C で書かれており、README には Ruby、.NET、Python、Node.js、Rust で利用できる言語バインディングも紹介されている。つまり Git 利用者向けのコマンドを置き換えるものというより、アプリ内部から Git 機能を呼び出せるようにする部品に近い。
ただし、リポジトリのライセンス項目は NOASSERTION と表示されており、提供された資料だけでは利用条件を判断できない。最新リリースが v1.9.7 だという事実だけから、そのバージョンの変更範囲や現在の維持状況も分からない。そのためアプリに統合できる機能の範囲は README の説明から推測できるが、導入前にはライセンスと当該バージョンの変更内容を別途確認する必要がある。