graphify-labs/graphify v0.9.93 が 2026 年 10 月 20 日に公開された。今回のバージョンでは、複数言語のエイリアス・マクロ・関数参照を実際の宣言に接続する。GPU 修飾子の処理、C ヘッダーの抽出、Wiki リンクの処理もあわせて修正した。認証情報 형태のコメント情報を隠す処理、GraphML のエクスポート、部分読み込みのリトライも改善された。変更内容は GitHub の v0.9.93 リリースノートにまとめられている。
このリポジトリは、コードベースとそのドキュメント、SQL スキーマ、設定ファイル、PDF を問い合わせ可能な知識グラフに変換するツールだ。コードだけを扱うのではなく、資料やスキーマ、設定まで一つのグラフに入れてまとめて問い合わせる。Claude Code、Cursor、Codex、Gemini CLI で /graphify スキルとして動作し、構文木(AST)をローカルで決定論的に解析してグラフを生成する。すべてのエッジには接続理由が記録され、ベクトルストアは使わない。リポジトリ数は 130688 だ。
ただし AST キャッシュ構造が変わったため、アップグレード後の初回ビルドでグラフを再抽出する。再抽出に必要な時間は提供されたリリース情報には記載されていない。言語別の精度や大規模リポジトリでの性能値もないので、どの範囲まで信じて使えるか判断しにくい。ベクトルストアを使わない設計は、意味類似検索の代わりにシンボルと宣言の接続精度に依存するという選択だ。