finereli/whatsapp-mcp は、AI エージェントがユーザーの WhatsApp 会話を検索し、閲覧できるようにする読み取り専用 MCP サーバーである。MCP(Model Context Protocol)は LLM をツールやデータにつなぐプロトコルだ。このサーバーはユーザー自身の Cloudflare アカウント上で Workers(サーバーレス実行環境)として動作する。TypeScript で書かれており、リポジトリは 2026 年 10 月 18 日に作成され、公開されたリリースバージョンは確認されていない。
WhatsApp アカウントを接続すると、MCP クライアントはそのアカウントの会話を検索して閲覧できる。メッセージは Cloudflare Durable Object の SQLite データベースに保存され、読み取り要求の時点で保存された内容が 10 分より古い場合は WhatsApp から新しいメッセージを取得する。毎日の同期も行われる。このリポジトリの特徴は、リンクされた端末を通じて個人メッセージを集め、読み取りと検索のツールとして公開するサーバーレス構成にある。ライセンスは MIT、GitHub スターは 313 個。
ただし、このサーバーはメッセージ送信をサポートせず、メディアのダウンロードや音声への変換も行わない。連絡先名は保存できる。デプロイはユーザーの Cloudflare アカウントで準備する必要があり、有料の Workers プランも必要になる。WhatsApp 連携は非公式のため、利用規約上のリスクも残る。提供された情報には検索品質や性能を判断できる数値はない。品質スコアは 10 点満点基準で 5.0 だが、この値は性能測定値ではなく記録された評価スコアである。個人メッセージを読み取り専用ツールとして使う計画なら検討対象になるが、送信機能や検索性能が期待される用途には適さない。