azrinaldi/gemini-stealth-bridge が v0.4.0 をリリースした。ブラウザを起動せずに動作するデーモンで、Google Gemini Web に OpenAI 互換 API を付け足す。公開される経路は /v1/chat/completions と /v1/responses の 2 つで、実装には Chrome uTLS と HTTP/2 が使われる。リリースは 2026 年 10 月 21 日に公開され、本文には変更リストへのリンクのみがあるため、今回の修正内容はリンク先文書でしか確認できない。
uTLS は TLS クライアント実装で、このリポジトリは uTLS と HTTP/2 を使い、ブラウザを実際に起動せずに Gemini Web へリクエストを送る。画面を操作するツールではなく、リクエスト形式を揃えた中継レイヤーに近い。OpenAI 仕様と互換なエンドポイントをそのまま公開する点は、OpenAI API を呼んでいたコードのアドレスだけ差し替えて接続できることを意味し、このリポジトリの実用的な価値はそこにある。
ただし 0.4.0 の変更内容はリリース本文にリンクがあるだけで、要約からは把握できない。リポジトリのスターは 98 で、まだ広く使われたツールと呼ぶには早い規模だ。ライセンスの表示はなく、性能測定値や導入事例も示されていない。配布形態と変更リストを直接確認するまでは、書きやすい環境といえるかを判断できる材料は少ない。