niko1221/strata の v0.2.2 は 2026 年 10 月 21 日に GitHub リリースとして公開となった。本版のポイントはグラフィックスカードの対応範囲を広げたことにある。リリース情報では、Intel Arc と Mac のグラフィックスカードで Gyro という機能を新しくサポートし、NVIDIA カードでは Gyro が速くなると記されている。グラフィックスカードごとに Main、Helper、Off のいずれかを選べるようになり、アプリとターミナルが 1 つのモデルフォルダを共有する。RX 6000 シリーズ向けエンジンパッケージと任意の API キーが追加され、応答速度の定義も 1 つに整理された。
Strata はコンシューマーハードウェアで Qwen3.8-Flash-Next を実行する推論エンジンである。リポジトリの説明では、Windows と Linux へのワンクリックインストール、localhost での OpenAI と Anthropic API の公開、画像入力が任意であることが示されている。このリポジトリはスター 29614 個を集めている。v0.2.2 が手を加えたのはハードウェア対応範囲とモデルフォルダの共有方式である。RX 6000 シリーズ専用のエンジンパッケージが整備され、アプリとターミナルが同じモデルフォルダを使うようになった点がこれに当たる。
ただし、公開されている情報だけでは改善の規模を測りにくい。NVIDIA カードで Gyro が速くなったという記述には、比較基準となった環境や数値が示されておらず、Gyro が何らを処理するのかについての説明もリリース情報にない。応答速度の定義を 1 つに整理した変更についても、適用範囲が明らかになっていない。対応範囲が広がったという事実除此之外に、性能がどれだけ改善したかはリリース情報だけでは判断しにくい。