cockroachdb/pebble は LevelDB と RocksDB から着想を得た Go のキー・バリューストアだ。プロセス内に組み込まれる永続ストレージライブラリで、CockroachDB のデフォルトストレージエンジンとして使われている。公開されている最新リリースは v2.1.7 だ。
このリポジトリの重点は性能と CockroachDB 内での利用にある。LSM(log-structured merge tree)は、データを複数の階層に分けて積み上げ、あとからマージしていく保存構造を指し、Pebble はこの構造を Go で実装している。RocksDB のファイル形式を引き継ぎつつ、チェックポイント(保存状態を特定の時点に固定する機能)、スナップショット(一貫した状態の複製)、手動コンパクション、SSTable の取り込みに対応している。README は Pebble を安定していて本番環境に適したものと説明している。リポジトリは 2018 年 7 月 17 日に作成され、GitHub スターは 6058 個、ライセンスは BSD-3-Clause だ。
ただし v2.1.7 で何が変更されたかは、与えられた記録にない。リリースの変更リストはなく、README の性能説明にも数値は付かず、他のキー・バリューストアとの比較測定値もない。スコア項目は momentum のみ 1.0 が記入され、鮮度・技術・品質は値が空欄だ。したがって Pebble は、CockroachDB の用途に合わせて整えられた Go の永続ストレージライブラリだと読むのが妥当で、確認できるのはそこまでだ。導入を検討するなら、v2.1.7 の変更内容と外部の測定値は別途確認する必要がある。