xerj-org/xerj はエージェント向けのローカルファースト検索エンジンであり、MCP サーバーでもある。MCP はエージェントが外部ツールを呼び出すときに使う標準インターフェースだ。最新のリリースタグは v1.0.0-rc.97 で、rc はリリース候補を意味する。このバージョンでの変更点は示されていない。
単一の Rust バイナリがコード・ドキュメント・ログ・JSONL・CSV・PDF をローカルでインデックス化し、BM25 全文検索、ベクトル検索、ハイブリッド検索、grep なしで動作するコード検索、そしてエージェントメモリと RAG をまとめて提供する。BM25 は単語の出現頻度と文書長で文書を順位付けする全文検索方式で、ベクトル検索は意味の近い文書を探す方式だ。RAG は検索して集めた文書を根拠に回答を作る方式である。
検索 API は Elasticsearch と互換があり、Corpus Hub は数百件の参照用メモリコーパスを提供する。リポジトリは Rust で書かれ、ライセンスは Apache-2.0、作成日は 2026-06-30 だ。GitHub スターは 10975 個。
ただし README は、安全でない実行オプションがアクセス可能な呼び出し者にインデックスの読み取り・削除権限を与えると明言し、ローカル開発環境でのみ使うよう警告している。提示された情報には検索品質や性能的を比較した数値はなく、10 点満点の評価でもモメンタム項目が 8.0 として残っているだけだ。したがって、ローカルでエージェントメモリと検索をまとめて管理する用途では確認に値する選択肢に近いものの、正確さや性能がどの水準にあるかはこの資料だけでは判断しにくい。