ctoldigital/axuse は 2026年10月14日に作成されたリポジトリで、AI エージェントがブラウザとコンピュータを操作するための MCP(Model Context Protocol)サーバーを提供する。画面を繰り返し撮影して読み取るのではなく、ブラウザの DOM とアクセシビリティツリー(Assistive Technology が画面の構造を読み取るツリー)を CDP(Chrome DevTools Protocol)で直接計測する。Codex、Claude Code、OpenCode、Antigravity のようにエージェントを動かす harness が異なっても、サーバーは 1 つ共有できる。
観測の方式が変われば、エージェントが受け取るべき情報も変わる。axuse は、画面全体を改めて読み直すのではなく変更された項目だけを渡す差分スナップショット(diffed snapshot)、安定した要素参照(element ref)、ブラウザが信頼する入力(trusted input)、型で区別されたエラー(typed error)を提供する。リポジトリは JavaScript で書かれ、外部依存は 0 個で、ブラウザ接続と実行環境の設定を支援するコマンドラインツールやデスクトップ制御機能も含む。コア機能ごとのテストと再現手順を備えた比較テストスイートも収録されている。複数の実行環境を 1 つのサーバーにまとめられることが、このリポジトリの強みである。
ただし、性能比較は README における自身の測定であり、根拠は狭い。収集された評価スコアは、新しさ 7.0、技術 6.0、品質 7.0、モメンタム 7.3 で、技術項目が最も低かった。ライセンスは NOASSERTION と判定されており、どの条件なのかは特定できず、公開されたリリースも確認できない。記録されているスター数は 70 である。アクセシビリティ情報を既定の観測手段として撮影の繰り返しを減らす制御方式は差別点だが、実際の性能がどの水準にあるかは外部の資料がさらに必要となる。