canner/wrenai は、自然言語の質問を業務データに合う SQL とチャートへ変換するオープンソースの生成 BI(GenBI, Generative BI)エンジンである。BigQuery、Snowflake、PostgreSQL、ClickHouse、Amazon Redshift、Databricks など 20 以上のデータソースを扱う。公開されている最新リリースタグは wren-pydantic-v0.3.1 である。
README は WrenAI を AI エージェント向けのオープンソース生成 BI エンジンと説明している。中核はガバナンスが適用されたセマンティック層(semantic layer)と AI コンテキスト層(context layer)である。セマンティック層はビジネス定義を集めた層で、ビジネス定義と例は YAML と Markdown のファイルで管理する。コンテキスト層の text-to-SQL 経路で業務質問に合う SQL を作り、ダッシュボードの配布にも対応する。独立したコマンドラインツールや MCP(Model Context Protocol)クライアント連携も提供する。2024 年 3 月 13 日に作成された Python リポジトリで、スターは 17,930 個である。
ただしライセンスフィールドは NOASSERTION としか記録されておらず、リポジトリのメタデータだけでは利用条件を確定できない。リリースノートも提供されていないため、wren-pydantic-v0.3.1 が何を変えたのかは分からない。記録されているスコアはモメンタム 4.7 のみで、新規性・技術・品質スコアは空であり、性能比較の資料もない。したがって、いったん導入候補として挙げるのではなく、まずライセンス条件とリリース内容を確認しておくべきプロジェクトである。