confident-ai/deepteam は LLM と AI エージェントをレッドチーム(red team)するためのオープンソースフレームワークである。GitHub の説明は、このプロジェクトの目的を LLM と AI エージェントのレッドチーム化と要約している。レッドチームとは、実際の攻撃を行うのではなく、侵入テストのように攻撃をシミュレーションして弱点を探す作業である。リポジトリの最新リリースは v1.0.9 である。実装言語は Python で、ライセンスは Apache-2.0 である。
対象はチャットボット、RAG パイプライン、AI エージェントである。README は、脱옥(jailbreak)、プロンプトインジェクション、マルチターン攻撃を脆弱性タイプとして組み合わせ、偏見、個人情報漏えい、SQL インジェクションなどの脆弱性を検出すると説明している。同じ文書では本番環境のガードレールも提供すると説明している。ローカルで実行され、DeepEval を基盤に構築されている。GitHub スターは 3032 個である。
ただし、収集された評価スコアのうち残っているのはモメンタムのみで、10 点満点のスケールで 2.3 であり、新しさ・技術・品質の各スコアは与えられていない。v1.0.9 のリリースノートも資料にないため、このバージョンで何が変わったかは確認できない。性能比較やベンチマークも示されていない。リポジトリが 2025 年 3 月 5 日に作成されたという点を踏まえると、今確認できるものは目標と公開されている機能の範囲までである。相対的なツールとの優劣を判断できる比較資料がないため、評価はまだ早い。すぐに導入するより、まず脆弱性の検出範囲と Apache-2.0 ライセンスが社内の条件に合うかを確認する対象と捉えたほうがよい。