nullmoth/nvidia-macos-driver v2.0.2 は macOS 15 Sequoia 上で NVIDIA GeForce カードを Metal で動かすドライバである。このプロジェクトは同時に、CUDA なしで Mac 上でのローカル推論を可能にしようとする試みでもあります。
リポジトリにはカーネル拡張、Metal プラグイン、シェーダトランスレータ、インストール用の Mac アプリがまとめて含まれている。Metal アプリからのコマンドは NVMTLDriver.bundle を経由し、Apple AIR で SPIR-V に変換され、Mesa Vulkan ベースの NVK と NAK コンパイラを経てカーネル拡張に届けられる。Vulkan バックエンドは nvk-macos.patch を適用した Mesa 17ca6174 である。カーネル側は NVIDIA が公開している GPU カーネルモジュール r610 をそのまま使い、GSP ファームウェア 610.57.04 も変更していない。つまり、新規に 만든 Metal フロントエンドを公開されている NVIDIA のカーネル構成要素と接続する方式だ。
対象は Turing 以降の GTX 16、RTX 20・30・40・50、TITAN RTX、Quadro RTX、および T シリーズ。開発とテストは RTX 5060 に集中した。Metal 3 の argument buffers tier 2、レイトレーシング、メッシュシェーダ、MPS、MetalFX に対応し、OpenGL は Apple の GL-on-Metal で提供される。ただしライセンス表記は NOASSERTION であり、issue は 142 件あるため、この情報だけで配布条件や実際の安定性を判断するのは難しい。サポート一覧だけから、他のカードでの動作の安定性が確認済みだとみなすことはできない。